パン屋さんで働いてみたい!
どんな仕事なのかなぁ?
私にもできるかなぁ?
そんなあなたに、実際パン屋さんで3年間バイト経験のある私が、パン屋の日常や裏側について詳しく説明します!
パンの専門家『パンシェルジュ』の資格についても、お伝えします。
ぜひ参考にしてみてください♪
経験者が語るパン屋の裏側 ① 大変なこと
パンの香りに包まれて楽しく仕事できるのは確かですが、実は大変な事は たくさんあるんです。。。
1、勤務形態編
『朝が早い!』
とにかく開店までに、店頭に焼き立てパンを並べておかなくてはいけません。
パンには発酵時間も必要なので、5時出勤 、6時出勤というのも珍しくありません。
眠い。。。
でも、慣れます!
早起きは三文の徳♪♪♪
2、生地作成編
『力仕事がたくさんある!』
仕事内容にもよりますが、私はミキシングから成形、焼成、販売まで全てをやっていたので、まず粉の重さにやられます。
1袋 25キロもある粉を運んだりしなければいけません。
持ち方に気をつけなければ腰をやられるので要注意です!
やっていくうちに、コツが掴めますよ♪
鉄板も重いです!
1枚1枚運んでいては日が暮れてしまいます。
まとめて持つと、腕にずっしりきます。
3、成形編
『包あんはコツが必要!』
生地が出来上がったら、くるくる両手で回して丸くしますが、簡単そうに見えて、なかなかの至難の技。
その生地を伸ばして、ヘラであんこを包むのですが、生地を伸ばしすぎると表面からあんこが透けてしまって見栄えも悪い。
柔らかいクリームは包むのも難しいです!
私も苦戦しましたが、上手い人の持ち方や やり方を見て見て見て……
練習練習練習……
好きこそ物の上手なれです♪(私は、パンを こよなく愛してます!)
4、焼成、製造編
『焼成は時間との勝負!』
パンは次々と発酵して、オーブンに入る数も知れているので、どのタイミングで どのパンを焼くのか、常に頭の中でシュミレーションしないといけません。
パンは生き物なので、タイミングを逃すと どんどん発酵して、味も香りも見た目も悪くなってしまうからです。
照りを塗ったり、トッピングしたり、ホントに大忙しです!
この経験によって、物事の順序を考えて効率よく動けるようになりました。
これは大収穫♪♪♪
『やけど跡ができる!』
オーブンから取り出した鉄板は、かなりの高温で少しでも当たってしまうと、すぐ やけどしてしまいます。
忙しいので、その度に冷やしている暇はなく、結局は やけど跡ができてしまいます。
当時の私の腕には、何本ものミミズのような やけど跡がありました。
私だけでなく、当たり前のように みんなありました。
今思えば、腕抜きでもしていれば予防できましたね。
『サンドイッチの包丁づかい!』
もしかしたら、サンドイッチを作る機会もあるかも知れません。
野菜を洗剤で洗ったり(衝撃でした)とにかく衛生面では、手を抜けません。
しばらくやっていると、きれいに切れるようになります。
この、サンドイッチ作りは何年も経った今でも役に立っています。
今は、家族に作ってあげています♪♪♪
★『バケットは奧が深い!』
バケット(フランスパン)は、パン生地に斜めにナイフで切れ目を入れることで、きれいな模様?が現れます。
角度や深さによって、全然違う表情になります。
バケットが上手く焼けた時に褒められたことがホントに嬉しくて、今でも鮮明に覚えています。
自分たちが作り上げたパンたちが、お店にズラリと並んだ光景は圧巻です!
5、販売編
『パンの名前と値段を覚えるのが大変!』
店頭に並べてあるパンは、もちろん値札なんて付いていないので、いくらなのか値段を必ず覚えなければいけません。
気にしないお客様は、トレーにパンを てんこ盛りにしてレジにやって来ます。
始めの頃、そういう時はパニックです。
大量に盛ってあるパンを1個1個、値段を思い出しながらのレジ打ち。
泣きそうでした。。。
でも、これはすぐ慣れるので大丈夫です!
不思議なことに、何年経った今でも値段を覚えている程です。
感情と共に覚えると記憶しやすいといわれますが、まさにそれですね。
『声出しは必須!』
パン屋さんの売りは、なんと言っても『焼き立て』です。
なので、焼き立てコールは欠かせません。
焼き立てコールだけで、集客できたりするのです。
これも慣れです!
恥ずかしがり屋の私ができたのだから、みんな きっとできます♪
『パンの知識も必要!』
お客様からは、
『これ、どうやって作ってるの?』
『食パンは、どうやって冷凍するの?』
『このパン、中に何が入ってるの?』
『おすすめのパン教えて!』
といろんな事を聞かれます。
『バイトなので分かりません』なんて言えません。
しっかり自分のお店のパンだけでも覚えておいて損は無いです。
大変なことばかり並べてしまい、意欲がなくなってしまった あなた!
ちょっと待ってください!
心配いりません!
大変なことを上回る、良いところがたくさんあるんです。
経験者が語るパン屋の裏側 ② 働いて良かったこと
1、パンの香りに包まれる♪
とにかく、焼き立ての香りは最高です。
一日中、幸せ気分に浸れます!
最高!
2、パンを持って帰れる♪
これが、みなさんにとっては一番の魅力ではないでしょうか?
毎日、今日は何にしようかなと考えるだけで楽しいです。
『あのパンが売れ残ってほしい』と思いながら仕事をしてたと、先日テレビでアンミカさんも おっしゃってました♪♪♪
ただ、お店によっては持ち帰り禁止の所も多いです。
残念。。。
3、従業員割引がある♪
パンを持ち帰りできないとしても、従業員割引があるお店は多いです♪♪♪
4、パン作りの技が身に付く♪
先ほども話したように、サンドイッチを上手に作れるようになったり、パンも焼けるようになったりします。
パン生地作りが難しい人は、そこまではホームベーカリーにお世話になって👇👇
ピザ生地から手作り!パナソニックのホームベーカリーBistroにおまかせ!
パン生地さえあれば、
- 包あんして あんパン、クリームパン
- 上にビス生地を乗せてメロンパン
- ウインナーとマヨネーズでウインナーパン
- ピザソースやチーズをトッピングしてピザパン
- カレーを包んで、パン粉を付けて揚げればカレーパン
作り放題です♪
パン屋さんで得た経験から、発酵のタイミング(膨らまなくても、膨らみ過ぎてもおいしくない)や、焼き加減が分かります♪♪♪
いかがでしたか?
私の経験が少しでも参考になれば嬉しい限りです♪
パンの専門家『パンシェルジュ』を目指してみませんか?
パンシェルジュとは、パンに関する幅広い知識を持ち、パンの世界を案内できる人を指します。
パンシェルジュになるためには、パンの製法、歴史、文化、マナー、トレンド、健康や衛生に関する総合的な知識が必要です。
日本では、パンシェルジュ検定があり、パンに関する専門知識を認定する資格試験です。
この検定は、パンを愛するすべての人々に開かれており、趣味としてのパン作りから、専門家を目指す人まで幅広く受験されています。
パンシェルジュ検定には3つのレベルがあり、基礎知識から専門的な知識まで段階的に学ぶことができます。
3級はパンの基本的な製法や歴史、文化、マナー、衛生などの基礎知識を!
2級はそれに加えてマーケットやトレンド、コンビネーションなどのより専門的な知識を!
1級はさらに高度で専門的な知識を!
合格率は3級が84%、2級が65%、1級が49%となっており、各レベルに応じた挑戦が可能です。
パンシェルジュ検定は、パン好きな人々が自分の知識を深め、パンに関する情報を共有し、パンの魅力を広めるための素晴らしい機会を提供しています。
パンを通じて、新しい趣味を見つけたり……
キャリアアップを目指したり……
パン業界での就職を考えている人にとっても、この資格は大きなメリットになりますよ♪♪♪
まとめ
パン屋さんのバイトは、大変なことも多いですが、どれもクリアできることばかりです。
大変なこと以上に、焼き立ての香りを楽しめる幸せ♪
これ以上のごほうびはありません。
パンが好きな人には、特におすすめです!
男性にも女性にも おすすめです!
資格も必要ありません!
パン屋さんのバイトの経験は、私にとっては宝物です♪
みなさんにとっても、そうでありますように!
ぜひチャレンジしてみてくださいね♪
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