皆さん、こんにちは。
今日は、多くの方々に愛された声、津田英治さんについてお話ししたいと思います。
優しく、心に響く内容をお届けしますので、最後までお付き合いくださいね。
津田英治 死去 享年76歳!
2025年1月13日、津田英治さんが高槻市の病院で息を引き取られました。
76歳でした。
津田英治さんと言えば、あの優しく、それでいてはっきりとした声を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
突然の訃報に、日本中が驚きと悲しみに包まれました。
津田さんは私たちに、声の力というものを教えてくれた素晴らしい方でした。
津田英治 初代ATOS男声
津田英治さんは、JR東日本のATOS放送の初代男性ボイスとして、長年活躍されました。
ATOS放送の歴史
ATOS(東京圏輸送管理システム)は、JR東日本が導入した列車運行管理システムで、1996年から運用が開始されました。
列車の接近を知らせるアナウンスなどに使われています。
このシステムにより、列車運行の効率化と安全性の向上が図られました。
ATOSの導入に伴い、駅の案内放送も自動化され、津田英治さんが初代男性アナウンサーとして選ばれました。
彼の声は多くの路線で使用され、鉄道利用者にとって馴染み深いものとなりました。
2014年以降、加齢による声質の変化を理由に、田中一永さんの音声に順次更新されています。
ATOS放送は、鉄道の安全性と利便性を支える重要な役割を果たしています。
中央線や総武線、武蔵野線など、多くの路線で津田さんの声が使われていました。
毎日の通勤や通学で、あの声を耳にしていた方も多いでしょう。
津田さんの声は、駅のホームで電車を待つ人々に安心感を与えてくれました。
津田英治のその他の代表作
津田英治さんは鉄道の自動放送だけでなく、幅広い分野で活躍されていました。
例えば、テレビ番組では「ツイン・ピークス」に出演されていました。
また、ゲームの声優としても知られ、「龍虎の拳2」や「ザ・キング・オブ・ファイターズ」シリーズではタクマ・サカザキやMr.カラテの声を担当されていました。
さらに、関西ローカルのCMナレーションも多く担当されており、多くの人々にその声が親しまれていました。
津田さんの声は、鉄道ファンだけでなく、ゲームファンや関西地域の方々にも広く愛されていたのです。
津田英治から田中一永へバトンタッチ
しかし、年齢とともに、津田さんの声質にも変化が見られるようになりました。
そこで、2014年以降、徐々に田中一永さんに交代されることになったのです。
田中一永のプロフィール
田中一永さんは1977年11月12日生まれ、埼玉県出身の男性声優です。
アクセントという声優事務所に所属しており、身長は174cm、体重は60kg、血液型はB型。
田中さんは、アニメ「NARUTO -ナルト-」では、「サクラの父」役。
「交響詩篇エウレカセブン」では、重要なキャラクターである「ホランド・ノヴァク」役を担当。
また、2014年11月からJR東日本のATOS型放送の男性アナウンサーを担当しており、公共交通機関でのアナウンスでも知られています。
特技は書道、趣味は映画鑑賞で、彼の表現力や感受性を高める要素となっています。
田中一永さんは、津田さんの後を継ぐにふさわしい、素晴らしい声の持ち主です。
津田さんの想いを受け継ぎ、今も多くの駅で、田中さんの声が活躍しています。
バトンタッチは寂しい出来事でしたが、これも時代の流れなのですね。
大阪環状線からも…消えゆく津田英治の声
津田英治さんの声は、JR東日本だけでなく、JR西日本の大阪環状線や大和路線などでも使われていました。
関西の方々にとっても、津田さんの声は馴染み深いものだったでしょう。
しかし、津田さんの死去により、これらの路線からも、徐々にその声が消えていくことになります。
駅のホームで津田さんの声を聞くことができなくなるのは、とても寂しいことですね。
まとめ 津田英治さん、ありがとう
津田英治さんの訃報は、私たちに大きな悲しみをもたらしました。
しかし、津田さんが残してくれた声は、これからも多くの人々の心に残り続けるでしょう。
駅のホームで、電車の接近を知らせるアナウンスを聞くたびに、私たちは津田さんのことを思い出すはずです。
田中一永さんも、津田さんの遺志を継ぎ、素晴らしい声で私たちに安心を届けてくれることでしょう。
皆さんも、駅でアナウンスを聞いた際には、ぜひ津田英治さんのことを思い出してみてくださいね。
そして、田中一永さんの活躍も、温かく見守っていきましょう♪♪♪